中学校に入ると小学校の頃とは生活が一変します.
その中でも生徒にとってとても大きな変化が三つあります.
(1)まず,授業がいきなり難しくなります.
本格的な英語の授業が始まり,算数も数学に変わっていきなり難しくなります.
(2)それから,部活動が始まります.
現在の日本の中学校の多くの生徒にとって部活動が生活の中心になります.体はまだ小学生なのに先輩と一緒に行う部活動では中学生としての体力・能力がいきなり求められるようになります.
(3)さらに,定期考査が始まります.
中学校では,学習の成果のほとんどが定期考査の成績によって決められてしまいます.平均点や順位も発表されて,その成績によって先生やクラスメートからの視線が変わってしまったりすることもあります.
これら三つの大きな変化が4月5月にいきなりやってきます.
英語・数学が難しい…でも,部活動になれないうちは,手が回らない…と言ってるとあっという間に中間試験です.
1学期の中間試験はとても大事です.なぜなら,この試験によってクラスの中での位置がほぼ決まってしまうからです.その中間試験で英語や数学がちんぷんかんぷん.中間試験が終わったら1ヶ月で期末試験.相変わらず部活で忙しい中進んでいく授業にまったくついていけない.結果は見えています.
勉強が苦手で嫌いな生徒が一人誕生します…ということにもなりかねません
完全に苦手意識が植え付けられると夏休みになって,親に勉強しろと言われてもストレスが溜まるばかり.挙げ句の果てはゲームへと逃避.さらに親に叱られて…という悪循環(ゲームと学習の関係についてはネガティブなことだけではないのですが,それについては別の機会にお話しさせていただきます).
こうやって三年間の中学生活が1学期に決まってしまうということは珍しくないのです.
では,それを避けるためにはどうすればいいのでしょうか?
実はその鍵は小学校6年生の冬から春にあります.中学受験がない人はかなり時間的な余裕がある1月~3月,受験がある人も3月にはほっと一息付けるはずです.その頃に,無理のない程度に中学での学習の準備をしておけば,それだけで,中学校入学後の最初の学期をかなり余裕を持って迎えることができます.
一学期の中間試験や期末試験で良い結果を残せれば,勉強に対する得意意識が生まれて,夏休みも楽しく有意義に過ごすことができて…という好循環が生まれます.
たった1・2ヶ月他の人より早く準備を始めるだけで,中学生活三年間がまったく変わるかもしれないのです.
ぜひ早めのご準備をなさってください.
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