二桁でわるわり算の壁

わり算の筆算でつまずく生徒が意外に多いって知っていますか。

しかも一桁で割る方はできても、二桁で割る方ができないのです。

わり算の筆算って大人になったらそれほど使わないので忘れているかもしれませんが、その計算の中で何度もかけ算のひっさんが出てくるのです。

 

たとえば、625÷25をするときは、まず商の十の位に2をたてて、25×2を計算して50、それを62から引いて・・・というように各位に商を立てるたびにかけ算をしなくてはなりません。

 

  _______ 

25)625

 

   50

 

しかも、商を立てるときに割られる数を超えないように大体の見通しを立てるのですが、ここは大まかなかけ算を暗算でするという能力も必要になります。さらには、この見通しが、暗算がそこそこできる人でもまちがっていることがあるので、そうするともう一度かけ算をしなくてはなりません。

 

というように、慣れれば単純に見えるわり算の中で、生徒はかけ算の暗算と筆算が何度もしなくてはならなのです。これは、計算が苦手な生徒からしたら地獄です。

 

言い換えれば、二桁で割るわり算の筆算ができるようになるためには、二桁×一桁がすらすらとできていないいけないのです。わり算の筆算ができない子どもがいる場合、この点に気をつけてください。

 

子どもの発達段階の視点から見ると、二桁×一桁のかけ算が十分できるようになったら、二桁ので割るわり算の筆算に取りかかれるかなと考えてください。それができる前に取りかかっても、無駄に時間と労力を浪費しますし、子どもが勉強嫌いになるのは確実です。